モニュメントのトータルアドバイザー
ちらの二つのモニュメントは、 (株)彫刻工房マツモト
代表取締役社長
松本鐵太郎氏による作品です。もちろん仕様石材は能勢黒みがげ石、加工、据付は当社で松本氏の指導により完成まで至りました。重量は写真左15tぐらい右は45tは、あるでしょう。
彫刻家松本鐵太郎氏は
一刀彫りから、建築の一角を
なす大きな石彫まで実に多彩で幅広く活動されています。 



こうして能勢黒みかげ石は彫刻家からも愛され
モニュメント、記念碑、石碑までありとあらゆる物に使われてきました。
写真左:H2770 W3400 D500 写真右:H7850 W2260 D700
                                                    単位/mm

 

              能勢の石
     能勢の石は約八千年前に形成された花崗岩体のまわりに分布します。
     現在採石場の石は、真砂土の中に玉石となって出ますが、もともとは石のまわりの
    真砂土も石だったのです。  それが長い年月の間に玉ねぎの皮がむけるように
    節理にそって(岩石の規則的な割れ目)風化がすすみ、玉石となったのです。
    能勢の石は花崗岩の仲間ですが、正式には、石英せん緑岩と呼ばれます。
    花崗岩に比べ生長石が少なく、鉄に含む黒雲母、角せん石の他、花崗岩にはまれま
    輝石(きせき)が入っています。石英は他の鉱物のすきまをうずめるように産し
    鉱物どおしが、がっちり組み合わさっているため、石はしなやかで割れにくく、また
    角せん石などの有色鉱物が多い為、重くて研磨によるツヤ出し効果が
                                      大きい特徴を持っています。

                         (神戸大学 田結圧良昭 先生からの説明)

                        能勢石の研磨加工仕上げです。


                             展示場紹介


                               

               株式会社 下坊石材